高層階のレストランと万至
ちょっといい店でおいしいワイン飲んで気分がとても良くてつい表情緩んじゃって、
楽しそうだなって言われて
「だってずっとお前とこういうことしてみたかったからね」
って言う至の向かいに座ってる万里もワイングラスを手に持ってる
二十歳と二十六歳の万至
「でもここに来たいって言ったのは万里だもんな?」
「至さんが楽しそうに話してたからだろ」
「監督さん連れてきた時の話?妬いてんの?」
「妬かせてんのはどこの誰っすか」
「万里くんの至さん」
「……もう酔ってんのかよ」
「うん、素面じゃこんなの言えない、はは」
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